History
今は無きPOPEYE246用賀店でRanger462に出会い一目惚れ。『いつかは絶対にコイツを手に入れてやる！』と
かたく心に誓い、初めて手に入れたのはCHAMPIONのMEAN16でした。（汗）
しかし小心者の私は霞の荒波に16フィートでは心細くなる事も多く、1年半で乗り換えを決意しました。
当初は518を新艇で購入するつもりでしたが、オーダーからデリバリーまでに半年以上を要する事と価格に
悩んでいた所に現在の愛艇と出会い購入。518FLW艇という選択肢もあったのですが、エンジンがEFIだったので
環境問題や燃費、オイル代を考えてNGとしました。
琵琶湖や生分解オイルの事を考えると正解だったと思います。ランクルも騒音、排ガス等でガソリン車を選択したのですが、後に私の居住地域もディーゼル車の車検更新が出来なくなってしまい助かりました。
河口湖の試合も520で戦うつもりでしたが、諸先輩や友人のアドバイスによりアルミを購入、現在に至ります。
今でも丸型コンソールの4シリーズはカッコ良くて大好きです。
ランクル80でRanger４シリーズを引っ張るのが夢でたが、何故か100で520を牽引している今日この頃です。
Ranger 520DVX Comanche “LAKE-X”
Specifications
Overall Hull Length : 20'9"
Beam : 92 1/2"
Horsepower : 175-225HP
Total persons, mtr, gear : 1475lb.
Approximate Boat Weight : 1750lb.
Fuel : 29gal. (110litter)
Mecury OptiMax 225
HP@Prop : 225
Max PRM : 5000-5750
Cylinder/Configuration : V-6 (60degree vee)
Displacement : 3032cc
Bore & Stroke : 92mm×76mm
Ignition System : PCM038
Gear Retio 1.75*1
Fuel Induction System : Tow Stage Direct Fuel Injection
Dry Weight : 225kg
Prop : TEMPEST PLUS 25P
Trawling Motor : Motor Guide TE-80 80LB/24V
GPS & Depth Finder : Bow Deck/HE-6301DGP＋HE-5700
Console / HE-6301DGP＋HE-5700＋LCX15-MT
Equipped Article : Detwire Hydro 6"Jackplate with Pro Trim/Foot Accel
Impression
どこがレイクＸなのかはオーナーの私にも謎です。（笑） 普通に520とオプティのパッケージです。
カラーリングは自分の趣味とはちょっと違う気もしますがスタイリング、機能性共にとても気に入っています。
走波性は巷で言われるほど悪くは無いと思います。確かに波当たりはキツく痛さを伴いますが、ある程度までの
波はバンバン潰して走れます。 その時のピッチやロールの挙動も最小限です。
ベタ凪時のトップスピードが速い船ではありませんが、荒れた時のアベレージスピードはドライバーの腰さえもてば他艇を凌駕するものがあります。牛堀公共桟橋がトーナメント会場だった頃、帰りに湖が荒れると大山に辿りつくまでの間に他艇を何台もパス出来ました。ただ翌日は朝目覚めてから暫くは腰が痛くて立てませんが…。
腹筋と背筋の強化は必須事項です。腰が悪い人は辞めましょう。 よくもまぁあれだけバンバン叩いて船体が壊れないものだといつも感心してしまいます。 さすがレンジャー・・・。
ベタ凪時のトップスピードはGPS読みで120km/hです。120出すには装備重量も軽くしてトリムもかなり蹴り上げる為に船の挙動はかなりシビアになりますが、110km/hまでなら耳掃除が出来るほど安定しています。
燃費は4000rpm(約60km/h)くらいまでならかなり良く、実質先代のMEAN16のMarc90EFIより良いくらいです。
4000rpm以上回さないでちゃんと釣りをしながら一日50リッター以上ガソリンを焚くのは至難の技です。
静止安定性はレンジャーの最大の長所と言われるだけあって、他の船とは一線を画すものがあります。
トーナメント会場等でもやった他艇を渡って行く時もこの船だけは根がはえたように傾きません。
キールが突出しているわりにはシャローの進入能力も高く、先代のMEAN16より優れています。
エレキのシャフトは43インチですが、船底より先にエレキのスケグが先に着底するくらいです。
もちろん強風で荒れた時のエレキによるステイ能力も抜群です。
浚渫の船団等で50"シャフト、107lbエレキを搭載した船がペラをキャビらせながらズルズルと風下に流されて
いくなか、この船は43インチシャフトでステイ出来ます。シャフトが短いのでバウが水をすくう事も最小限です。
ランチングの容易さも美点の一つです。MEAN16はキツいVハルと軽い船体で少しの横波でも苦労しましたが、
この船は良く計算されたバンクと突出したキールの恩恵でどんなに荒れていても一発でビタっと入ります。
ただ、トレーラーはダブルアクセルが良かったですね。 琵琶湖までのロングドライブはちょっと疲れます。
ルックス的にもRangerTrailのダブルアクセルのカウルに憧れてたので…。(泣) シングルアクセルのトレーラー
はダブルのトレーラーと比べて船体の保持位置も高い気がします。バッテリーを上げる時は大変です。
デカい船なので当たり前かも知れませんが、ストレージも良く考えられていて、タックルや備品を効率的に
収納できます。 特にシートのすぐ後ろ、ライブウエルの前の小物入れはすこぶる便利です。
やっと手に入れた憧れのレンジャー、これからも大切に乗っていきたいと思います。
Mercury Quintrex Explorer 385D (Sold)
Specifications
Overall hull length : 385cm
Beam : 160cm
Effective Deck Length :185cm
Effective Deck Width : 155cm
Horsepower : 15-25HP
Boat Weight : 165kg
Fuel : 25litter
Engine : Mecury Seapro25
HP@Prop : 25
Max PRM : 4500-5500
Cylinder/Configuration : 2/In-Line
Displacement : 645cc
Bore & Stroke : 76mm×71mm
Ignition System : CDI
Gear Retio 2.00*1
Fuel Induction System : Loop-charged
Dry Weight : 75kg
Prop : Genuine 3Blade Aluminium
Trawling Motor : Motor Guide Energy54 54LB/12V
GPS & Depth Finder : Bow Deck/HE-5700
Console / HE-6301DGP＋LCX15-MT
Impression
前述の理由で、河口湖用に中古で購入しました。
一般的なVハル12ｆｔのアルミに比べるとデッキもかなり広く、とても釣りがしやすく静止安定性も抜群です。
これといった欠点はありませんが、あえて言うならライブウエルが小さいくてちゃちいです。
最新型の386はこの辺が改良されていて、バウデッキが小さくなりフロントデッキが更に広くなって、後ろ過ぎた
シートポールの位置が前に移されたり、竜骨レスでスッキリ・・・など更に良くなっています。（欲しい・・・）
現在は嫌いだったサイドのデカールを剥がしてホワイト一色にしました。またトレーラーをSOREXのFW14Bに
チェンジしています。 んー、でもやっぱりボート本体も386にチェンジしたいなー。
ついでにエンジンも4ストにして。。。エレキもやっぱり80ポンドあったほうが何かと便利だと思います。
最高速度はGPS読みで45km/hです。
CHAMPION MEAN16 (Sold)
Specifications
Overall Hull Length : 15''7"
Beam : 84"
Horsepower : 60-120HP
Total persons, mtr, gear : 900lb.
Approximate Boat Weight : 1200lb.
Fuel : 18gal.
Mecury Standard 90
HP@Prop : 90
Max PRM : 5000-5500
Cylinder/Configuration : 3/In-Line
Displacement : 1386cc
Bore & Stroke : 89mm×75mm
Ignition System : Modular CDI
Gear Retio 2.30:1
Fuel Induction System : Loop-charged (3 carburetors)
Dry Weight : 138kg
Prop : HighFive 24P
Trawling Motor : Motor Guide BRUTE-54 54LB/12V
GPS & Depth Finder : Bow Deck/HE-5700
Console / HE-6722DGP＋HE-5600
Equipped Articles :
Impression
初めての船です。今でもこの船を手に入れた時に嬉しさは忘れられません。
オーダーから納船までの間、胸を高鳴らせて待ち焦がれました。
ボートフィッィングの楽しさや湖の(霞の?)怖さを教えてもらいました。楽しい思いも怖い思いも沢山あります。
走波性はトリムがばっちりキマれば同クラスの船とは一線を画すものがあります。
ただ、トリムワークはかなりシビアでトリムがきまらないと全く走りません。
プレーニング状態に立ち上げる時もスロットル開度と船速にあわせて除々に蹴り上げていかないと船体が
左に傾いたまま全然立ち上ってくれません。試乗した友人は二度と乗りたくないと言っていました。(^^ゞ
操船の基本も教えてくれた船ですが、現在のレンジャーは難しい操作は一切不要、無駄になりました。（苦笑）
単純に乗り物を操る楽しみは満載、船体のカラーもあいまってロータスのスポーツカーのような船です。
よくボートディーラーの謳い文句で、「手頃なサイズで初心者に最適！」とか言いますが、こと霞に関しては
全くあてはまらないと思います。 初心者こそ大きい船に乗るべきではないでしょうか。
シャローの釣り易さ等を考慮して小さい船を選ぶのはある程度キャリアを積んでからの方がいいと思います。
それにしてもこの船で良く刺さりました。追い波で無理をすると船がすぐにバジンクランクになります。（爆）
その分、初めて520に乗った時は衝撃的で、まるで魔法の絨毯に乗っているようでした。
「はぁ〜、今までの苦労は一体なんだったの？」って感じでした。
