Settings
基本的にボートに積み込むロッドは8本です。あまりゴチャゴチャするのは嫌ですし、魚が見えてる時は多くのタックルを必要としないはずなので、これ以上竿の本数が増えないように魚を探す努力をしています。
レンジャーで一般的なレイクを釣る場合、スターボード側にジグ、ワーム用のベイトタックルを4セット、ポート側のデッキに巻き物用のベイトタックルを2セットとスピニングタックルを2セット並べます。
以前は大きいタックルボックスをデッキに置いていましたが荒れると走行中にデッキの上を跳ねまくり、
終いには凄い勢いでブッ飛んでくるので、小さいボックスにして全てをストレージの中に収めるようしました。
プラグとワイヤーベイト、ジグなどはアタッシュケース型のボックス2つに収め、ワームは良く使う物だけを
ボックスに入れ、ヘビーローテーションの物はジップロックに大量に詰めて予備を持つようにします。
フック、シンカー、ジグヘッド等の小物類は全てひとつのボックスに収めてワンタッチで全てのアイテムを
取りだせるようにしています。
河口湖、山中湖をアルミで釣る時はエコの試合も多い為、エコ用、非エコ用とそれぞれ１つの大きなボックスにまとめてボートに積み込みます。
タックルボックスと収納は男の永遠のテーマですね。

Bait Casting Rod
ベイトロッドはDaiwa BATTLER Limited 01-02モデルを使用しています。
過去のロッド遍歴はコンバットスティック（初代、インスパイア、セカンドジェネレーション、テムジン）、プライド、ランチャースーペリアとシリーズで使ってきましたが、軽さ、感度の面でバトリミにかなう物は無いと思います。
特に軽さについては一日中同じ姿勢を強いられるボートフィッシングでは大きなアドバンテージです。
繊細なティップによる超高感度とバッドの強さは今まで使用したロッドを寄せつけません。
値段も高い竿ですが、日本でしか巻けないブランクス等、内容を考えると妥当以上と言えるかも知れません。
既に廃版となったモデルですが、66M,66MH,70MH,70Mをそれぞれ2本づつと80Hを1本、03モデル70MHを1本所有しています。　唯一の欠点は折れ易い事で、かく言う私の66Mも2本逝ってしまいました。（泣）
バトリミ以外のモデルでは軽量級の巻物にPixy631MLをPixy Reelと組み合わせて使っています。
ノリ重視の竿よりは感度&掛け重視の竿のほうが好きなのですが、軽いルアーの投げ易さを重視する時には重宝するロッドです。


Spining Rod
従来はベイトロッドと同じシリーズの物を使用してきましたが、バトリミのスピニングモデルはリールシートが嵌め殺し仕様の為、先代のスーペリアSP60U、60L、60MLを使用していました。
04シーズン半ばから更なる軽さ、セパレートグリップのモデルを求め、Pro4EXのパーミングキャストモデルに変更しました。　現在TFL63S、IR64、TS66Sを使用しています。
TFL63S、IR64Sは極小径のガイドセッティングに慣れが必要ですが、抜群の軽さが魅力です。(63g/67g)
TS66Sは意外にも一番汎用性が高いモデルだと思います。これも66とは思えない軽さです。(78g)
バトリミのベイトモデルとタッグを組むスピニングロッドとしてはかなり相性がいい竿だと思います。
欲を言えば、個人的にはもうちょっとリアグリップが短いほうが取りまわし易くて好きです。
シーズン中にSUPERIORからチェンジしたばかりなので、本格的に使いこなすのはこれからですが、
インプレッション等は今後アップしていきます。
琵琶湖で50アップ相手にどれくらい威力を発揮してくれるか楽しみな竿です。

Bait Casting Reel
過去のベイトリールの使用歴はSHIMANO Metanium→Calcutta→MetaniumXT→Abu Garcia Gunner→
Morrum SX　Standard→Mag→IVCB→Daiwa TD-X→SHIMANO ANTARES→Scorpion 1000→Calcutta
Conquest 101&51→Daiwa TD-Z103MLとなります。 MLじゃなくてHLにしてくれー。
基本的にはシマノ派です。ギアやベアリング等の精度は凄まじいものがあり、機械としての性能は文句の
つけようがありません。しかし惜しい事にボディシェイプ等のデザインがイマイチでツーフィンガーグリップで
左巻き（右利きの場合）するのに向いていません。右手の掌に収まるサイドプレートが膨らみ過ぎていたり、
サムレストバーの位置が微妙に美味しく無い感じが拭えません。
唯一コンクエストはいい感じなのですが、重い事と若干ポジションが高いのが惜しいです。
バトリミを使ってる限り、ウエイトバランス等においてTD-Zがベターチョイスだと思います。
さて、そのTD-Zですが、性能面では可も無く不可も無くといった感じです。
軽いのは美点ですがマグフォースVはブレーキ性能の面においても、スプール形状においてもイマイチです。
ラインを巻き換える度にラインが溝をズリ落ちてくるのはA型の私には凄いストレスです。
リトリーブフィールが軽薄な感じがするのはウエイトの軽さからくるもので仕方ないと割り切っています。

Spinig Reel
スピニングリールの過去使用歴はSHIMANO Twin Power→Mamiya OP Auster→Daiwa TD-S、
TD-X、IGNIS→SHIMANO STELLA 2001です。
Daiwaのドラグ性能はTD-Sまでは良かったのですが、TD-X以降は私は全くダメです。
IGNISも同様で軽さは大きなメリットなのですが、3ポンド以下は怖くて使えません。
ラインの出かたがぎこちないと言うか引っ掛かりながら出ていく感じで気持ち悪いです。
実際に琵琶湖でデカいのを掛けて何度か痛い思いをしました。操作感もベイト同様チープな感じです。
ただライントラブルが少ないのは美点です。河口湖で小バスと勝負するのにはいいかも知れません。
というワケで現在の愛機は01ステラになっています。
スーパースローオシュレートと驚異のギア精度で官能の巻き心地が体験できます。
ドラグも秀逸でデカい魚とも安心してやり取りできます。（ダイワなら迷わずクラッチを切って逆転釣法）
ライントラブルはダイワと比べて多くなりますが、事前に予防出来ることなので割り切っています。
04モデルは重くなってしまったので、今後台数を増やすとしたら01モデルを中古で探そうと思っています。

WARE WOLF 661MRB-02/TD-Z 103ML for Heavy Downshot
Line: Pb FC8lb. Hook: FINA WRM262 1/0〜2/0 Sinker: Tangsten 3/16〜5/16oz.
Lure: Barkley PowerFry 4",Power Noodle4",Power Hawg3"&4" Deps Death Adder 4"&6"
3年前までの私の霞での漁獲量No.1タックルです。　最近はめっきり投げなくなりました。
ショットの重さを換えるだけで様々な状況に対応し、浚渫、杭、ドック撃ちなど様々な釣りに適合します。
シンカーは比較的軽めな物を使用し、ヘビダンと言いながらあんまりヘビーじゃありません。
アクションはステイかデッドスローのズル引きのみです。　シェイクは一切しません。
面白い事に霞ローカルの友人達も霞ではシェイクすると喰いが悪くなると口を揃えて言います。
私は基本的にひとつのリグに数種類の決まったルアーしか使いませんが、この釣りだけは止めている以上、
ルアーの力に頼る部分が大きいので比較的多くの種類のルアーを使い分けます。
水平浮きの水中姿勢を重視する為、このリグでは浮力の高いワームしか使用しません。
使用率No.1は何と言ってもバークレーのパワーフライ4"です。カラーも拘りのカラー１種類しか使いません。
琵琶湖のディープホールではデスアダー6'"までサイズをあげます。
折れたうちの1本はディープホールの8mフラットで53cmをアワセた瞬間にパーンと・・・。（泣）

APACHE 661MHFB-01/TD-Z 103ML for Football Rubber Jig & Texas Rig
Line : Pb FC10lb. Hook Fina WRM262 2/0〜3/0 Sinker: Tangsten 3/16〜5/16oz.
Lure : Football Rubber Jig 1/4oz〜3/4oz. Barkley Power Hawg 4", Yamasenko 4"
基本的にピンスポットを釣るタックルです。　このタックルではシェイクを入れたりもします。
シェイクというよりは軽いリフト＆フォールといったところでしょうか。
霞の浚渫等は根掛かりが多発するのでアクションのつけ片は非常にデリケートにしなければなりません。
シンカーの重さのチョイスが決め手となり、出来る限り軽い物を使用するのがキモになります。
更に感度が良い竿を使う事で事前に気配を察知して、根掛かりを回避出来る確率がグンとあがります。
フットボールジグを使う場合はジグの重さと相談しながら、トレーラーのヴォリュームや浮力で調節します。
フットボールは長さの割に横のかさがあるのがキモだと勝手に思ってるので短目のトレーラーが好きです。
このロッドはティップからバットまでかなり強い張りがあるので琵琶湖のウィードエリアで縦方向の釣りをする
時にウィードを切ったり、掛けた後のやり取りをするのもとても楽です。
河口湖の溶岩の割れ目の奥からスピニングでは獲れない魚を抜くのにも良く使うタックルです。

BLINDER 701MHFB-01/TD-Z 103ML for Swiming & Sweep Texas Rig
Line:Pb FC10lb. Hook Decoy Kg Hook 2/0〜4/0 Sinker:Tangsten or Makimaki 3/16-5/16oz
Lure : Move the water Weed Breaker, Gary Yamamoto Custom Baits 6" Jumbo Grub
Apacheの縦、ピンの釣りに対し、横、エリアを広く探る為のタックルです。
琵琶湖のウィードエリアでは5〜9gテキサスのウィードブレイカーでの中層スイミング、霞の浚渫等では軽めの
シンカーにジャンボグラブでボトムをスイープします。　ワームとプラグの中間のような釣りです。
実際、このタックルはファーストムービングルアーにそのまま対応出来ます。
私は琵琶湖のウィードエリアのワームスイミングが大好きでこのタックルにも非常に愛着があります。
いわゆるマキマキですね。アタってからクラッチを切って送り込んで、アワセる瞬間の緊張感がたまりません。
それまでファーストムービングルアーには右巻きのリールを使用していましたが、この釣りを覚えて以来、
巻物を左手で巻くメリットに気づき、巻物用に右巻きのリールを買う手間とコストが削減出来ました。
また、リグる時や家からタックルを持ち出す時に右巻きリールと左巻きリールの台数の比率をを考える手間も
省けていいことだらけです。ただ、ヴァイブレーションの超速巻きだけはちょっとカッタルいですね。


BADGER 701HFB-02/TD-Z 103ML for Flipping Texas & Flipping No Sinker
Line : Pb FC14lb. Hook FINA WRM262 3/0, Sinker: Tangsten 1/16〜1oz
Lure : Nories Escape Twin, Power Hawg4", Gary Yamamoto Fat Ika, KEITECH Model IV
ここ2年の霞漁獲料No.1タックルです。　フリッピング、ピッチング、キャスティングもこなします。
正直、今の霞ならこのタックルにエスケープツインがあれば他には何も要りません。
初めてホグ系のルアーを見た時は「ホンマにこんなんで釣れるんかいな？」と思いましたが、今やこんなに
信頼出来るルアーもそうはありません。
特にエスケープツインを初めて見た時はその卑猥さに唖然とした事を今でもよく覚えています。（爆）
霞の仲間内はみんなそうですが、1/16ozというこのタックルには一見アンバランスに思える超軽量なシンカーも使います。これは蛇籠での根掛かりを防ぐ為と、霞のカバーは水深が浅く、軽くても着底まで時間を要さず、
フォーリングでも狙え、エスケープ特有のワーム自体の重さでキャスティングにも支障が無い等のメリットからです。　逆にエスケープツインに1/4oz以上のシンカーでは重すぎて使いづらかったりします。
私が最も多用するのは1/16ozから3/16ozです。　飽きるとファットイカのノーシンカーに転用したりします。
私の去年と今年のマスターの霞戦でのキッカー獲りに大貢献してくれたタックルです。

FLANKER LTD 701MHFB-03/TD-Z 103ML for Fast Moving Lure Long Distance
Line : Pb FC 12lb. or Pb Cast 12lb.
Lure : Vibration, Mid-Deep Diving Crank Bait, Spinner Bait, Buzz Bait, Swim Bait
3/8oz〜1ozくらいまでのファーストムーヴィング全般に使うタックルです。
巻物にはグラスが良いとする声もありますが、私は遠投性能、感度などからカーボンのほうが好きです。
ただ、シャローをハイテンポ、ショートキャストで回転数を上げてボートで流して行く時はラインが長く出て
いない為に強すぎるティップとクランクが喧嘩してアクションを殺すと感じる時があって、最近はPixyを試して
います。ロングキャストはラインが長く出ている分クッションが入るのでカーボンでオッケーだと思っています。
どうしても乗りが悪いと思う時はラインをフロロからナイロンに換えて対応しています。
ヴァイブレーションは狙う水深によって浅い方からカリブラ、TDヴァイブ、スラヴァーヴァイブと使い分けます。
同様にクランクはファットペッパー、マッドペッパーマグナム、クランクドラッガーです。。
スピナーベイトはアピールとレンジによって、Dゾーン、クリスタルS、Bカスタムを使い分けています。
この竿で琵琶湖のウィードでトリプルインパクトをブン投げて遥か遠くで水面を炸裂させるのも大好きです。

PIXY 631MLRB-04/Liberto Pixy for Fast Moivng Lure Short Destance
Line : Pb FC 12lb. or Pb Cast 12lb.
Lure : Top Water Plug, Shallow Crank Bait, Light Spinner Bait
上記の理由でロングレンジはカーボンですが、ショートレンジではグラスコンポジットのこの竿です。
Pixyリールとの相性もあいまって、軽量ルアーも気持ちよく飛ばせます。
（しかし実はコンクエスト50はもっと凄かったりします。）
このロッドはリアグリップが短く、フォアグリップ前の有効ブランク長は6'6"のWareWolfと同等です。
リアグリップが短いのは私の好きなセッティングでかなり気に入っています。
軽量、高感度化が進み、軽量プラグが投げやすい竿が少なくなって来た最近では嬉しい竿です。
昨今のトーナメントレイクはハイプレッシャー化が進み、アングラーのレヴェルも上がって来た為に
ピンスポットの釣りが効きづらくなって来た感があり、ファーストムービングの出番が多くなってきました。
今後の私の釣果に大きく関わってきそうな予感のするタックルです。
ルアーはO.S.P.のバジンクランク、ブリッツ、HPFが最近のお気に入りで素晴らしい完成度です。
シチュエーションに応じて、トップ、スピナーベイトにも転用します。

IR-64S/STELLA 2000FW for Light Down Shot
Line Pb FC 3lb〜4lb Hook:Gamakatsu Wrom39F Sinker:ZappTungsten 1/16-1/8oz
Lure : Slug-go3", Robo Leech 3", Dartrick 2.5", Crazy Bee, Creep Fry Power Fry 3"
これはスピニング版スイープタックルです。
ダウンショットですが、ピンでシェイクはしません。
ディープフラットのドラッギングやミドルエリアの底質を調べたりウィードの状態を探りたい時に使います。
フックは環付きのマス針を使いますが、ワッキー掛けはほとんどしません。
水深、ストラクチャーの状況でシンカーの重さ調節する時に交換が簡単なのでダウンショットでリグるといった
感じです。上記の理由でピンの釣りが効かなくなってきているケースが多く、ダウンショットのシェイクにもスレ
てきて、以前ほど効かなくなった感があるので、喰わせは下のセットのジグヘッドのステイかフォーリング、
あるいはハングアップオフのリアクションを使うほうが時間もかからず効果的な感じがします。
あるいは時間を掛けても喰わすと決めたらノーシンカーを使う場合のほうが多いです。
ワームは主に上記の物を使用します。　Dartrickの在庫が無くなってきたので再販して欲しいです。（泣）
早春の喰いが浅い時期にTFL63Sと使い比べてみようと思っています。

TS-66S/STELLA 2500FW for Light Jig Head & No Sinker
Line Pb FC 3lb〜4lb Jig Head Gamakatsu Round25 1/32〜1/16oz
Lure : Gary Yamamoto Cut Tail 3.5"&4", Yamasenko 3", Nories Little Lady Fish
スピニングの釣りでは一番好きなリグ＆タックルです。　ルアーはほぼカットテール1本です。
河口湖で3.5"、それ以外のレイクでは4"を使います。　ジグヘッドのウエイトは1/22ozがメインです。
私は基本的に竿を縦に捌くほうが集中力が持続するようで、それがジグヘッドが好きな理由かも知れません。
リグとルアーをダイレクトに操れる感覚も好きです。ウィードやボトムに絡めて喰わなければ同じリグのままで
スムースに中層スイミングに移行出来るのもこのタックルの美点です。
ジグヘッドのウエイトは重くしても1/11ozまでで、その時の有効水深は8mくらいまでです。
それ以上の深さは上記のダウンショットのタックルの仕事になります。
霞ではこのタックルにノーシンカーのLittle Lady Fishををリグる事が多く、ドックの堤防等に張り付いたスレ
きったヤツを仕留めるのに威力を発揮してくれます。　ネコは基本的にあまりやりません。
ネコじゃなければ喰わないという状況に出くわしていないからですが、これから必要になるかも知れませんね。

Tackle Box
バスボート用にVERSUSのVS-3070を２つ、片方の上下段ににプラグ類、もう片方の上段にラバージグ、
下段にワイヤーベイトを小さいボックスにウエイト別に小分けして収納してまいます。
メインで使うワーム類はRING STARのDM-3000Dに収納してポパイのラグバックに収めます。
フック、シンカー、ジグヘッドの小物類もDM-3000Sにひとまとめにしてラグバックです。
この3つのボックスをセンターのストレージに収納しています。
河口湖のアルミ用には同じくVERSUSのVS-8050のハードルアートレイ2段とワームボックス2段に分けて
収納します。ワイヤーベイト、偏光グラスなどを最上段に、シンカー、フック、ジグヘッドなどの小物類は
トップのハッチに納めて取り出しやすくしています。
エコ用ボックスはVERSUS VS3080です。レギュレーションでパッケージから取り出して仕分けをしたうえでの収納が出来ないのでリグるのに非常に時間がかかります。